ブログ「住宅豆知識」

『重要伝統的建造物群保存地区』について・・・

2017/03/03

◇ 3 月 3 日(金)◇

 

 

こんにちは!

 

みなさん、『重要伝統的建造物群保存地区』について

ご存知でしょうか?

 

城下町や宿場町、門前町などの町並みを保存する為に、

市町村が指定した地区のことを“伝統的建造物群保存地区”といいます。

建造物を単体でしか見ていなかったものを面として、広い空間として、

保存していく為に発足されました。

その中で特に価値の高いものを『重要伝統的建造物群保存地区』として、国が選定します。

 

その『重要伝統的建造物群保存地区』が弊社のある五條市にもあります!

全国で88番目に五條市五條新町が指定され、多くの観光客が訪れています。

 

重要伝統的建造物群保存地区は景観を損なわない為に、

建物に対して厳しい規制があります。

屋根の形や素材、また、外壁の素材や色など、さまざまな条件があり、

その地区に設置する自動販売機や消火器等も、

町並みに合ったものを採用しています。

 

 

 

こちらは、五條市発注により、弊社で製作させていただいた

レトロ調の木製消火器保存箱です。

普通の町では、このような消火器は見かけないですよね(笑)

五條新町の町並みにすごく溶け込んでいます!

 

又、弊社では、築200年の古民家も改修させていただきました。

町並みに合わせた白い壁が美しい仕上がりで、目をひかれますね!

 

【Before】

 

 

                                   

【After】

 

 

 

重要伝統的建造物群保存地区とは、

この様に、町並みを面として保存していくのです。

 

みなさんも五條市までお越しの際は、是非ご覧になってください(^o^)